初めまして
- cumbertin3
- 2022年10月12日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年12月19日
私の育った町、安城市で展覧会を行うことをきっかけにサイトを作成しました。
最初なので、まずは自己紹介から。
元々はリアリズム演劇を重視する劇団「獅子」に所属し、名古屋で6年間かなり精力的に演劇活動を続けてきました。しかし、リアリズム演劇を続けることに限界を感じて劇団を退団。
その後は主に、長久手市文化の家主催「創造博 了徳寺佳祐作曲作品展」で音楽として上演された詩を執筆したり、ギンガク実行委員会主催「ギンガクのビンヅメ」で戯曲を執筆したりと、戯曲から演劇を考える活動をしています。
現在は、現代詩や音楽、ダンスなど様々な領域の手法を応用しながら”ドラマによる感動を重視した戯曲”から離れ、”一瞬の知覚や感情の解像度を上げる戯曲”を執筆しています。
その中でも最も強く取り組んでいるのは不条理演劇を下地に、人間には言語化できない超個人的な感覚があると想定し、その感覚を構成するあらゆる要素を提示することで、その感覚を無理矢理現実に引き出すような手法です。この成り立ちは現代詩のあり方にとても似ています。
また、「我々が普段話している言葉が、(恣意的すぎて)いかに不正確か」を強く意識し、建前としての言葉や内情、それぞれの人間が持つ思い入れのある言葉を組み合わせて発話させることで、独自の文体を形成しています。
そして演劇のあり方について考えた結果、演劇の展示化を目指した展覧会を開催することになりました。これは、映像演劇をつくるという話ではありません。空間彫刻や、インスタレーションの文脈、つまり現代美術のような展示になります。
近日中、情報公開と共にまた詳しく書きたいと思います。興味を持たれた方は是非ご来場ください。
コメント